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3月に合併した新・燕市、15小学校に791人入学(2006.4.6)
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3月に燕、吉田、分水が合併した燕市の15小学校は6日、そろって入学式を行い、791人の新1年生が入学した。
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6日行われた燕市立吉田小学校の入学式
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午前11時30分で気温9.0度(燕・弥彦総合事務組合消防本部調べ)の青空が広がる天気。西の風が強かったが、燕市内のあちこちで新1年生が赤や黒、ピンクに緑などの色の大きなランドセルをしょって保護者と歩く姿があった。
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6年生に手を引かれて入場する1年生
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合併で吉田町立から燕市立となった吉田小学校(高橋信校長・児童616人)では、午後1時半から同校体育館で平成18年度入学式を行い、男58、女46の計104人を同校に迎えた。
紫、ピンク、青の花の鉢植えや「にゅうがくおめでとう」のひらがなの文字でステージを飾り、1年生は6年生に手を引かれて入場した。
高橋校長は式辞で、小学校で生活するときには、しっかり勉強すること、友達と仲良くすること、命を大切にすることの3つを守ってほしいと話し、保護者には旧燕市から引き継いだ「心の燕市8つのチャレンジ」を親として、教師として、地域として子どもたちを育てていくうえで大事にしていかなければならないことと紹介した。
静かに高橋校長の話を聞いていた1年生は、高橋校長が「1年生のみなさん入学おめでとうございます」とあいさつすると、ゆっくりとかわいい声で「ありがとうございます」、「安心して元気に吉田小学校にきてくださいね」と話すと「はい!」と返事をするなど、事前に指導したわけではないのに、きちんとあいさつや返事をして、来賓などを驚かせた。
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保護者席はビデオカメラを構える保護者で立ち見状態
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1年生は、男の子は紺や黒のジャケットにひざ上丈の半ズボンにネクタイ、女の子も紺色などダークなジャケットやボレロにワンピースやスカートの落ち着いた色合いがほとんど。1年生の入退場には、和服や淡い色のスーツを着たお母さんやスーツのお父さんが一斉に立ち上がり、ビデオカメラやデジタルカメラでわが子を撮影していた。
式のあとは各教室で、担任から教科書や黄色いワッペンやランドセルカバーを受け取り、そのあとに体育館で記念撮影を行った。翌7日は3時間で集団下校。初めての給食は10日から始まる。
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